ロックインジャパン1年生:もはや屋外ハロコン状態

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023、最終日8/13に参戦してきた。持ち物とか準備とかの備忘録はまとめたので、ステージの感想についても書いておく。公式がセットリストやライブ写真をあげてくれているのが嬉しい。

rockinon.com

行ったステージの感想

アンジュルム@GRASS STAGE

01. アイノケダモノ
02. Survive ~ 生きてく為に夢を見んだ
03. 私、ちょいとカワイイ裏番長
04. 愛すべきべき Human Life
05. 46億年LOVE
06. 大器晩成
07. 夏将軍

ちょっとシャトルバスに乗るのが遅れたので、到着後クロークに寄る前にちょうど開演。

…惜しい!!!メンバーは無茶苦茶気合い入ってるし素晴らしい!!アンジュルムは大安泰だよ!!!でも、もっとできるアンジュルムなら!!!

個人的にはいまいち乗り切れないセットリストだった。「次々続々」ほしくない…?「どんなところも 君なら大丈夫 行っておいで ゾクゾクさせてやれ」、タケちゃんが抜けた新生アンジュルムのお披露目として、ファンと、他のフェス参加者に見せつけたくない・・・?

花ちゃんと幸穂ちゃんのパフォーマンスは初めて見た。花ちゃんはとにかく可愛い子ども!!抜群の華、のびのび育ってほしい。

幸穂ちゃんは派手さはないけどしみじみ可愛い子で、小規模の劇場だったら信じられないくらいファンを釣りそう。ゆかにゃ以来の愛嬌パワーを感じる、一般人にしておいちゃいけない。

モーニング娘。’23@GRASS STAGE

01. One・Two・Three (23 Ver.)
02. HEAVY GATE
03. 女と男のララバイゲーム
04. 愛の軍団
05. SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜
06. 浪漫 ~MY DEAR BOY~ (23 Ver.)
07. ハッピーサマーウェディング (23 Ver.)
08. LOVEマシーン  (updated 23 Ver.)
09.恋愛レボリュ-ション21 (updated 23 Ver.)
10. わがまま 気のまま 愛のジョーク (23 Ver.)
11. 青空がいつまでも続くような未来であれ!

ぜーんぜんフェスっぽくない衣装だけど可愛い!小田さんの足元をああしてくれた人ありがとう。最高。

2曲目HEAVY GATEで「ハロコンじゃないんだ」ぞ、と思った。非ハロオタに厳しい曲な気がするし、ハロオタでも賛否分かれそう。かくいう私は全く心が開かない・・・初披露された夜、「私はメロディが欲しいんや・・・」と枕を濡らした。メンバーが結構「この曲好き!」って言ってて、私もしかして感性が死んでる・・・?と不安にもなった。アルバムの流れで聴いたらちょっと違うのかなと、アルバムは予約した。好きになりたい。私を救ってくれるのもつんく・・・苦しめるのもつんく・・・つんくラビリンス・・・

とはいえ曲の力でゴリ押しできるのもモーニング娘。の強みで、後半は怒涛の勢い。ハピサマが始まったとき、近くの男性が言ってた「上司のカラオケで聞いたことある!!」って言葉、何度思い出してもいい。

「わがまま気のまま愛のジョーク」の「愛されたい!」で周囲の一般客が笑ってた。そりゃそうだよ、突然叫び出すんだもの。私もアジカンのリライトでサビ合唱始まったとき笑っちゃったもん。虚をつかれると人は笑う。でも、これでいいんだと思う。どうだ、変だろうハロオタというものは、どうだい、君も来てみないかい・・・

櫻井さん、正統派な女優顔で何度見てもビビる。加入1年経ってもビビる。そんな子がアイドルに、ハロプロに来てくれた。最初のツアーからみてちゃんと歌声になってきた。クレバーな子だと思うので、今後もとっても楽しみ。

譜久村さんの煽りが一番好きで、おとなしいあの子が!?みたいな驚きと嬉しさがある。今回も煽ってくださってありがとうございます。ロッキン公式のライブ写真&セトリのページの写真1枚目、One・Two・Threeの頭だと思うんだけど、ふくちゃんのフォルム最高じゃない??センターをへそで取ったうえで、ちょっとねじってるのが、どうしたらかっこよく美しく見えるか、長年考えてきた成果だと思う。長い間ありがとうふくちゃん、秋ツアーめっちゃ楽しみにしてる。

 

お昼ご飯食べて会場をふらふら散策してるうちに、雲行きが怪しくなり、雨が降ってきたなーと思ってたら、突然の豪雨&雷警報で退避指示。退避完了までに同行人とはぐれるわ、全身びしょ濡れになるわ、野外フェスの洗礼を浴びた。この人数の退避誘導しなきゃいけないスタッフさんたちの苦労たるや・・・幸い警報は解除され、1時間遅れで再開。

Juice=Juice@PARK STAGE

01. Va-Va-Voom
02. FUNKY FLUSHIN'
03. 「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
04. Fiesta! Fiesta!
05. CHOICE & CHANCE
06. プライド・ブライト
07. Goal~明日はあっちだよ~

開演前から降り続く雨、止まず!!

開演待ちしながらJuiceって雨曲あるかなーと考えてたんだけど、「雨の中の口笛」だわ。我々が大濡れしてるなか、「ダーリンこの先ではぐれたりしたくないの♪」ってニコニコしてほしい。それか「愛・愛・傘」。どっちにせよ、そういう感じじゃない降り方の雨のなか開演。

Juice=Juiceは、もう絶好調。TIF2023も良かったし、ノリに乗っている。メンバーカラー衣装も最高。メンバーの変動が落ち着きつつあり、安定感も増してきた。歌唱に関しては、今向かうところ敵なし状態だと思う。ガンガン外にも出ていってほしい。

セットリストがそうですよね!っていうかんじだった。初手「Va-Va-Voom」はちょっと意外だったけど、新曲、ヒット曲、ライブで盛り上がる曲がバランスよく並んでいる。その一方で、ファン層が入れ替わったんだということを感じさせるものでもあった。「ロマンスの途中」とか「伊達じゃないようちの人生は」とか、古参が踊り狂う曲が入ってない。ゆかにゃ卒業前ぐらいから見てきて、一番「ファン層が変わったんだな」と実感したステージだった。

ゆめりあい、特に里愛ちゃんのパフォーマンスは古参に見てほしいな・・・と勝手に思っている。かなともの元で育った彼女が、かなとものパートをどう歌っているのか、見てほしい・・・)

帰りにステージに向かう、たいせいさんとすれ違った。いつもありがとうございます。

セトリの難しさ

いつも思う、セトリって難しい。ツアーと外部イベントでは、使える時間も演出も、客層も求められるものも違う。

モーニング娘。のロッキンセトリを振り返ってみると、初参加2018年は1曲目「HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜」でゴリゴリのロック。初GRASS STAGEの2019年は、朝イチで「みかん」。ロッキンの一番大きいステージで「まぶしい朝に WOW WOW CHANCE」、ファンならここで間違いなくぶち上がる。ファンが盛り上がれる曲+一般に広く知られている曲が中心にあって、そこに最新曲が入り込んでる感じ。

アンジュルムは今年初トップバッター&GRASS STAGE、まず自己紹介的に「うちらのライブ、いつもこんな風にアゲだよ」ってのを見せつける必要があったのでは、と思う。アンジュルムアンジュルムファンを、他のフェス参加者にも見てもらう。外部イベントだと非ファンの目線を気にしてしまいがちだが、まずファン受け100を目指すことがファーストステップなのではないか。最新曲にこだわらず、馴染みに馴染んだ鉄板曲で勝負する。ファンも馴染みに馴染んだ振りコピとコールができる。それが一つのショーとなる。

今年のJuice=Juiceのセトリはよくできていると思ってて、鉄板曲+最新曲でファン向けでありつつ、新しいJuice=Juiceを見せようという気が見える。新しい、というのは「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」や「プライド・ブライト」で取り込んだ/取り込んでいる層のこと。今、どういう人たちがファン層のメインになっているのか、その人たちにとってJuice=Juiceはどういうグループなのか、が考えられたセットリストのように感じた。

セトリは本当に難しいけれど、鉄板曲+一般参加者の嗜好を組み合わせつつ、今そのときのグループを表すものになっていたら正解なのかなと。今のところはそう思っている。

 

ロッキン最後の思い出は、帰り際にすれ違った「音楽ガッタス」Tシャツ。いつから持ってるの…?ハロプロのなかでもそれなの…?疑問が尽きない…

来年はひたち海浜公園蘇我スポーツ公園で開催らしい。熱中症が怖い、体力的にしんどい、でも行ってみたい、せめぎ合う気持ち。

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