#こぶし330 

こぶしファクトリー ライブ2020 〜The Final Ring!〜」ライブビューイング行ってきた。人によっては「不要不急」、「そんな場所に行くな」って言うんだろうけど、どうしても観に行きたくて。CS家で映らなくて。だってもう二度と無いんだよ・・・。マスクして除菌して、着席発声なし拍手なしペンライトなしで観た。席の埋まり具合は7.5割くらい。それなりに隣の人との間隔が空いた状態になっていた。

 

普段振りコピをしコールをしてるオタクが、全て止められたとき、どうするのか。今までありがとう、解散はさみしい、本当は現場に行きたかった、ペンライトの光の海を見て欲しかった、会いたかった、いろんな感情があったと思う。でも表面ではみな画面をじっと見つめ、メンバーの一言一言に頷き、涙を流し、深く頭を垂れていた。

単独コンサートは1回しか行ってないけど、こぶし組の皆さんは私が見てきたどのアイドルグループのファンよりも手練れでアツい。春麗の時、感動したんだよ、こぶしファクトリーにも、こぶし組にも。そんなグループが無観客でラストライブなんて、寂しすぎる。いつものこぶし組の皆さんが見たかったと、メンバーでもないのに思ってしまう。ライブでもなんでも、誰と一緒にみるか、どんな環境でみるかって、すごく重要なんだなって、最近しみじみ実感してる。*1

  

ハロプロ現場に行き始めたのは2017年春。夏のハロコンで全グループみたなかで印象的だったのが、Juice=Juiceとこぶしファクトリーだった。「念には念を」「桜ナイトフィーバー」「辛夷の花」、MV見ていいなーとは思ってたけど、生のパフォーマンスがすごくよかった。そこからKOBO春麗GWスペシャルと行った。*2解散発表後の冬ハロコン。こぶつばで「シャララ!やれるはずさ」。「タイムリミットが来る前にやれること全部やってみよう」って、こぶしファクトリーのあらゆる時にタイムリーな歌詞なんだけど、まさか解散っていうタイムリミットがこんなに早くくるとは思ってなくて。最後にこーぶし!つーばき!コールをやらせてくれて、ありがとう。2回目のこぶつばコンサートも見たかったな。

 

ラストライブは、最初から最後まで、5人が圧倒的な光を放っていて、これぞアイドルだなって。以前「こぶしファクトリーはなんか強いギャル感があって、好き - づらずらヅラ」と書いたけど、ギャルって私にとっては手の届かないものの象徴。かっこよくて、意志が強くて、さっぱりしてて。そういうのが、私が憧れる「ギャル」。私の中ではギャルとアイドルは近くあってほしいのかもしれない。こぶしファクトリーのみんなはそうだった。

セットリスト、あの流れで「ラーメン大好き小泉さん」、つい笑ってしまった。こぶしは長渕剛か?と思う渋い曲がある一方で、クレヨンしんちゃんやったりサンバやったり色々してたんだった。歴史を振り返ってくれるような構成で、まるで走馬灯のようだった。終わりの前に見た夢。 覚めたくなかったなあ

最初の黒ベースの衣装も、メンバーカラーの衣装も可愛くて、ほんと、この一回だけなのもったいないね何度でも観たいね・・・みんなが白いドレスで出てきたとき、「℃-ute姉さんみたいだ」と思った。メンバーカラーじゃなくて、こぶしの白。みんなとってもきれいだったよ・・・

 

はまちゃんのはっきりさっぱりした感じ、みなみなのけろっとした感じ、さこの迷いをちゃんと言葉に出す感じ、あやぱんの感情をぶちまける感じ、それぞれの性格が出てた。「ずっとこぶしファクトリーなんだ、嬉しいね」って、ね、泣いちゃうよね。ずっとこぶしファクトリーでいてくれるんだねって。

特にれいれいの「みんなが戻ってこれる場所を守るから」っていう言葉、ほんと胸にくるものがあって、カントリー・ガールズラストでちいちゃんが「寂しくなったら私に会いに来てね、みんなの近況話すから!」っていうの聞いたときと同じ感じ。残ることを選んだメンバーが、グループを、そのファンを引き受けるって、すごい覚悟だと思う。れいれい、いっつも最年少だってことを忘れちゃう。

 

ここのところ体調も崩しがちで気持ちが塞いでた中みた、みんなの姿はどこまでも誇り高く清らかだった。あまりに正しく眩しくて目をそらしそうだけど、だめだな、少しでも、みんなのように前に進まなきゃ。後悔なんて絶対残すなよ!

*1:NHKのRagazze!も無観客だったけど、これこそいろんなグループのファンが混ざり合ったとき、どんな雰囲気が生まれるのかすごく興味があったので残念だった。またやってほしい!!

*2:惜しむらくはライブハウスツアーに行けなかったこと。すごく後悔してる。