もう3月も終わるってのに、2月のことを書きます。この2月、なんかすごい勢いでいろんなものを観に行ったのでメモしておく。今思えば、コロナウィルス関連でイベントが中止・延期になる前ぎりぎりのことだった。
宝塚雪組「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」
だいもんの男が爆発していた。第1幕終わりのところ、まじで美しい。バラにまみれるだいもん、くらくらしたよね。大千秋楽、おめでとうございました。
観に行ったあとに退団が発表された。だいもんソロ、次の公演、行けるといいな・・・ソロは日程的に厳しいかな・・・と思ってたらライブビューイングやってくださると!?阪急にもう一生頭上がらない。fffはぜひ劇場に行きたい。出てるビジュアル最高じゃない?だいもんの鼻筋大好きマンとしても、強め娘役大好きマンとしても万々歳です。
kageki.hankyu.co.jp
紅ゆずる「紅ing!」
宝塚OGのライブに初めて行った。今まで(きっと)大劇場でお会いしていたような紳士淑女が、赤Tシャツに赤マフラータオルにペンライト持ってるの、新鮮で面白かった。
宝塚時代の曲も、それ以外の曲もいっぱいやってくれて、私は本当に紅ゆずるさんの声が好きなんだと思った。技術的に歌がうまい、というよりかは、個人的にめっちゃ心にくる歌なんだよ・・・。一途で派手なトートだったな…。そのうえ紅5も生で見られて感動。生パネル!天寿さまのコメントもかわいすぎでした。
バレンタインデー時期だったので、チョコレートもいただいた。軽率にうれしい~~
京都音楽博覧会で大雨の中みて以来。第一の感想、「音量がでかい」。ベースとドラムがむちゃくちゃでかくて、純粋な音量と振動が体内に反響して「内部から殺される・・・」って恐怖を感じた。これが屋内ナンバガ・・・。ライブ用耳栓しててもそうだったので、してなかったらほんとに失神してたかもしれない。
解散前については、残っている映像や録音でしか知らない。それを聴く限り、以前はもっと荒削りで若い。今は安定感をもちつつ、暴発寸前の空気感、煮詰まった感情も感じさせる。こんな若い感情を持ち続ける、表現し続けるなんて気が狂ってしまうんじゃないかと思うが、向井秀徳はじめみなさんしれっとやっていて、そこがすごいなあと。MCは謎of the yearでした。
加賀→金沢旅行
観たものじゃないけれど。想像の5倍くらいかえでぃーがいた。駅からめっちゃ写真撮りまくった。行ったの山代温泉。総湯が素敵だった!魚も日本酒もおいしい!行った曜日的にいろんな施設が閉まってたのが残念。それに他のエリアも気になるので、また行きたい加賀。加賀パフェも食べたいぞ。
金沢市内を訪れるのは2回目。主に近江町市場、ひがし茶屋街をぷらぷらしました。ひがし茶屋街には、金沢で制作をしてる(または過去にしていた)作家さんたちの作品を集めたお店があって、とっても素敵だった。安達征良さんの作品がすごく好き。富豪になりたい。
金沢駅に帰る途中、主計町茶屋街も通っていった。暗がり坂の雰囲気、よかったなーこの街は夜行ったらなお綺麗だろうなー。泉鏡花記念館はお休みでした・・・残念。加賀と同じくまた行きたいな、金沢。
ジャズはあまり聴いてこなかったけど、人に誘われるのでプラチナ・ジャズとGentle Forest Jazz Bandはそこそこ行っている。むちゃくちゃ至近距離で、生の楽器の音、声を聴けるのはとっても幸せ。アルバム、spotifyで聴きなおしてる。OYAKATA!
何度見ても、ジェントル久保田がメガネ屋の店員だったの、納得しかない。
Perfume「P Cubed in Dome」
高校時代友達からGAME、⊿を借りたのがきっかけなので、10年は見続けてる・・・?何度もライブに行こうと思って行けなくて、最近ライブ会場というものに耐性がついてきた気がしたのでやっと踏み切れた。
ドームの5階席、一番高いところからみてたんだけど、その距離でもはっきり3人の踊り方の違いが分かるのに感動した。同じ動きなのに、ちゃんと個性がある。何万人も入るドームでステージ上はたった3人だけ、どういう世界が見えてるのかな。
そして行った当日はあーちゃんの誕生日でした。「気になる子ちゃん」やってたころ成人式してたね・・・その頃私は高校生で、ちょっとお姉さんの3人は憧れだった。それから10年、変わらず、もっと進化して、ずっとステージに立ち続けてくれて、本当にありがとう。おめでとう。これからも憧れのお姉さんでいてね。
しかし、やっぱりドームはドームで、音楽やる場所じゃない。武道館規模でのPerfumeとかもみたかったな・・・って思った。あと自分の反省点は振りを入れていかなかったこと。そうしたほうが楽しめる気がした。
映画「1917」
とばっちりで前線へランニングしなければならなくなった話。たまたま隣にいただけで・・・でもこういう理不尽くじ引きがいろんなところで起きるのが戦場なのだろうか・・・。ドルビーシネマで見たので、夜のシーンが怖かった。闇と光のコントラストがすごくて、ちょっとでも照らされたら見つかる、という恐怖が増幅された。
参与観察の危険例かな・・・?芸術って人を変容させるものだと思うけど、演技って中でも侵食度合いが高そうで恐れてるものの一つ。滑稽で哀しい人生、過去の美しさと今のままならなさという点は「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」を観たときの感情に近いかもしれない(今思った)。
主演のアダム・ドライバー、何度見てもキリスト顔だ…
toricot「真っ白」
ライブに行くのは初めて。夏の魔物で一度見たかな。ハロプロ、宝塚、その他私が行ったことある公演・ライブのなかで、最も客層が若かった。自分より若い人たちがたくさんいてびびってしまった。
リズム感が鬼。聴く、というよりかは翻弄されていた。なんでそうなるの!?みたいな。あの場で明らかにのれてない人間だった。
初御園座。すっげえバラの香りがするアイス最中食べた。
あらすじ読んでいったけど、登場人物の感情が激情すぎて、ジェットコースターみたいだった。フットワーク軽すぎて、簡単に人が傷つくし死ぬ。3時間に納めようとしてるせいなのか?
一番印象的だったのは美園さくらさん。かわいいイメージだったけど、人妻役がすっと馴染んでたので印象変わった。そうこうしてるうちに退団発表だよ・・・うう
これで全部。本当は3月に入ってからも、NUMBER GIRL「逆噴射バンド」ライビュ、宝塚星組「眩耀の谷/Ray」、ひなフェス2020、Juice=Jucice「NEW SENSATION」に行く予定だったけれど、どれも中止に・・・。星組はトップお披露目公演だし、ひなフェスも卒業・卒業前ラストの子がたくさんいたし、Juice=Juice宮本佳林ちゃんさん卒業発表以降初めてのライブの予定だったから、みたかったな・・・
ハロプロメンバーのブログを読んでいると、こんなにライブ・イベントがないのってものすごい久しぶりのことなんじゃないかと思う。女性アイドルって1日2回公演当たり前、稼働率高めなので・・・。そりゃ劇場も映画館もライブハウスも、エンタメに関わるいろんな所で悲鳴があがる。
私はキラキラしてるもの、美しいものが好きだから、それで生きていけるようであってほしいから、できる範囲で経済回したいと思います。
加賀温泉郷さんから買いました。片山津が一番好き。
またいろんなものを生でみられるように、同じものみてアツいオタクたちとわいわい騒げるようになるといいな。